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嘘は言わない

Jリーグ第9節 浦和レッズvsガンバ大阪

サッカー観戦レビュー

 

浦和レッズvsガンバ大阪

首位攻防戦。浦和レッズにとってはホームで絶対負けられない。ガンバ大阪は好調の宇佐美の7試合連続ゴールなるか、という試合。

 

両チームのフォーメーション

浦和レッズ、3-6-1

ガンバ大阪、4-4-2

レッズはFWズラタンの出来にかかってるのに対し、ガンバは宇佐美とパトリックの2トップ。今野が復活してからガンバは波に乗っている。ここをレッズがどう崩すかが鍵になるだろう。

 

前半、両者譲らずの攻防が続く

序盤から両者ともゴール前までボールを運ぶが相手DFの集中した守りに決定的なシュートは打たせてもらえない。レッズは左サイドの宇賀神を起点に攻め立てるが、中央のズラタンになかなか合わせられない。

前半20分、森脇がゴール前中央でフリーになってシュートを放つも枠を捉えきれず・・・。これは決めてほしいところ。

宇佐美もフリーでなかなか受けられず、苦しい状況が続く。特にパトリックは消えていた。

前半40分、ズラタンペナルティエリア内でオフサイドぎりぎりでうまく受けるが、空ぶってしまう。これも決めてほしいところ。

 

後半、両チーム見せ場を作り始める

徐々にガンバがレッズ陣内に侵入。特に森脇の裏が狙われ始める。そこにはガンバの藤春が深く入ってくる。藤春はスタミナが相当ある選手で前半もよく走っていた。

レッズは攻めの形が上手く作れず、ボールを奪ってもモタモタしている場面が幾度と見られた。ガンバは奪ったらカウンターの単調な攻めしかできなかった。

後半20分、ペトロビッチが動く。平川に変えて関根を投入。右サイドの攻撃のバリエーションを増やすためだ。その関根からいいボールが入るが、やはりズラタンが決められず。

後半24分、李を投入。ここらで1点がほしいところ。

ガンバも立て続けに選手交代。勝負に出てきた。

後半28分、ガンバいい位置でフリーキック。キッカーは遠藤。西川の手でかろうじて触れてポストに当たる。これは惜しい。

後半38分、ガンバDFの疲れが見え始めた頃、レッズの選手がするするとペナルティエリア内に侵入。左サイドから宇賀神のクロスにズラタンが合わせてゴール!

ロスタイム、ここからガンバの猛追が始まる。宇佐美がゴール前、フリーでもらうとすぐさまシュート。ここは西川のファインセーブが光る。ガンバはこの後、攻め立てるもレッズに時間を使われ、ゲームセット。

 

この試合、ズラタンは結果を出せてよかったんじゃないかなと思う。レッズは宇佐美やパトリックにうまく仕事をさせないサッカーで粘り強く戦った。

また、レッズは無理に攻めようとせず、ゆっくり自分たちのペースを心がけたサッカーをしていた。コーナーキックもはじかれた後、自陣までボールを戻して組み立て直していた。この辺はレッズの作戦が光ったところでもあった。

レッズは首位をがっちりキープ、ガンバを突き放す形になった最高の試合だった。残り5試合このまま走り続けてほしい!

 

チュース!!