UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝 第1戦
サッカー観戦レビュー
アトレティコ・マドリードvsレアル・マドリード
準々決勝でマドリードダービーとは何とももったいないが、
前大会の決勝のカードがここで見れるのはまた何とも嬉しい感じではあります。
※ちょっと前の試合でしたね
前半から飛ばしまくりのレアル陣
前半30分ぐらいまで、圧倒的なレアルの攻めが続く。
速いパス回し、裏への危険なパスがどんどん透。とにかく速い展開にアトレティコは耐えるのがやっとだった。GKのオブラクはすばらしく、何度と好セーブを連発していた。
好調レアルの守備陣の連携
レアルはセルヒオとバランの連携がとてもよく、アトレティコはなかなかペナルティエリアに入れなかった。ミドルシュートを打つのがやっとだった、というよりもシュートを打たされてるような感じだった。レアルはボックスでの守りが徹底されていて、一人が抜かれても、慌てずカバーリングしていた。
後半アトレティコが息を吹き返す
後半に入り、アトレティコはサイドを広く使った攻撃でレアルを揺さぶる。ようやくドリブルやパスが冴え渡り、ようやく "らしさ" を取り戻した。レアルはボールを止めずにカウンターサッカーを貫いてきてるため、アトレティコは対処しやすく、効果的なシュートは打たせなかった。
マンジュキッチがひどい流血
この試合とにかく激しかったのが、マンジュキッチとセルヒオの競り合いである。前半からやり合ってた二人だが、後半の途中で接触してマンジュキッチが流血してしまうというアクシデントが起こった。止血して、ピッチに戻るもすぐさま流血するのでまたピッチ外に・・。こいつは痛そうであった。マンジュキッチはカルヴァハルともやり合って、ボディを殴られてた。この時カルヴァハルはマンジュキッチの腕を噛んでいたようにも見えたが、マンジュキッチは試合後に否定していた。
マンジュキッチ:「何もなかった」 カルバハルのかみつきを否定 - Goal.com
両チーム激しい攻防が続く
徐々にアトレティコペースになり、レアルの左サイドが幾度となく崩された。しかし、カシージャスのゴールを割ることはなかった。レアルは守りに忙しくなったモドリッチが高い位置でプレーできず、前線にパスを通すことが困難になっていた。ハメスもキレがないせいか、ドリブルで仕掛ける回数が減っていた。
後半30分過ぎ、両チームとも選手を一人ずつ交代し、流れを変えようと試みた。レアルは攻撃・守備に万能なイスコを入れて残り時間に懸けた。アトレティコもトーレスを入れたが、見せ場をいくつか作って終わった。
両チーム、スコアレスドローで試合終了したが、見応えある試合内容だった。この試合で大きく株を上げたのはアトレティコGKのオブラクだろう。レアルのBBCのシュートを何度も止めたのは素晴らしかった。アトレティコは前にいたクルトワといい、いいGKを育てる秘訣とかあるんでしょうか。
第2戦も目が離せない展開になりそうですね(もう終わってますけど・・)。
チュース!!