キリンチャレンジカップ2015 日本vsチュニジア
サッカー観戦レビュー
日本vsチュニジア
この試合はハリルホジッチ体制になって初めての試合でした。
スタメンはこんな感じ
GK : 権田
DF : 藤春 槙野 吉田 酒井
MF : 山口 長谷部 清武
FW : 武藤 永井 川又
完全にお試しな感じですね。
個人的には、武藤は1トップで使ってほしいところ。
前半は固さがいくらか出たのか連携が悪い場面が目立った
序盤、前線でパスが収まらず相手のプレスにずいぶん苦しんでいる様子だった。清武にボールがなかなか入らなかったのも相手のチェックの厳しさが垣間見える。
永井の俊足を生かすべく右サイドから崩しにかかるが、連携の悪さからか、いい形を作れない。永井もサイドでボールをもらったらもっとアタックしてほしいところではあった。
時間が経つにつれボールは回るようになってきたが、2、3人で同じ所に走ったりする場面も見受けられた。
前半43分に武藤がうまく抜け出して、シュートを放つが相手DFに防がれてしまう。だけど、一番いい見せ場だった。
後半はよくボールが回った
やはりと言うべきか、香川、本田が入った途端に試合の空気が変わった。香川がうまくためを作り本田がよく走っていた。日本らしさがようやく出てきた。そして岡崎の投入、"これで点が取れる" と思った後半32分、香川、本田とつなぎラストは岡崎のヘディングで先制。ようやくハリルホジッチにも笑みがこぼれる。きっちり決めるところは、さすが代表慣れしてるなと感じた。
後半38分には香川のシュートのこぼれ球を本田が詰めて、試合を決めた。
藤春、宇佐美は見せ場を作れたのか
前後半ともに出ていた藤春は運動量落ちることなく、左サイドをうまく制していた。香川との連携も悪くなく、2人でうまく崩している場面もあった。宇佐美はようやく代表デビュー、ドリブルでしかける部分は少なめとはいえ、よくしかけていた。ポストに当たったシュートはおしかった。
あまりサプライズ感もなく、決めたのはやはり古株勢だった。初選抜された選手はもっとチャレンジしてほしかった。ウズベキスタン戦では、どんなフォーメーションでくるのでしょうか。期待して31日を待ちましょう!
チュース!!